このSNSは個人のどうでもいい呟きから企業のプロモーションまで様々な情報を内包した呟きが140字制限という縛りで流れてくる。
本名で利用している人が少なく匿名性が高いのが特徴で、互いが承認し合って繋がるようなSNSとは違い、興味のあるユーザーを気軽に一方的に監視することもできる。
自由度が高いSNSだが、その分、常にどこかで戦いが起こっている。
そしてその戦いの中で行われる応酬こそが「ツイッター格闘術」である。
今日はこのツイッター格闘術でよく使われている技をいくつか紹介したい。
・引用リツイート
引用リツイート、これは自分のツイートの中で相手のツイートを引用する技だ。
相手を強制的に自分のタイムラインに引きずり込み、自身のホームで戦うことができる。
また、場合によっては自身のフォロワーが援護攻撃を行ってくれる。
引用リツイートがなかった時代の闘争はリプライでの殴り合いやスクショ晒しが基本だったが、引用リツイートという技が生み出されてからは多くの人間がこれを使うようになった。
また、この機能のおかげで他者に気軽に攻撃できるようになり、ツイッター上での闘争の発生頻度が2.5倍になったというデータがある(ない)
自身のタイムラインに引きずり込む特性上、インフルエンサーが使えば一撃で相手を倒すことができる必殺技にもなり得る。
一方で、的外れな使い方をしてしまうと、フォロワーからの信頼を失うきっかけにもなる。
使い方には注意してほしい。
実用例としてはこのような感じだ。
この戦いは今まさに起こっている。
これは目が離せない。
国家公務員vs国会議員。
・空リプ(エアリプ)
空リプとは相手に直接攻撃を仕掛けずに、ただのツイートの中に相手に対する攻撃を仕込む技だ。
空リプにも様々な使い方があるが、基本的には対象の相手に気づかれずに対象に対する攻撃を行い面白がるのが一般的だろう。
実用例としてはこのような感じだ。
これはUnityという株価暴落中の企業の株を無限に買い増ししている自分(高橋)のことを全身が限界さんが空リプで嘲笑っているツイートだと思われる。
必ずしも高橋のことを言っているとは限らないし、嫌味と取るべきか微妙なラインを攻めてきており、こういったトリッキーな攻撃ができるのも空リプの強みだ。
この人は空リプを好んで使い、この人のツイートを遡ると空リプと思われるようなツイートがたくさん見つかる。
・リプブロック
リプライしてすぐにブロックする技だ。
相手が返信してくる前にブロックすることで言いたいことだけ言って、一方的に戦いを終わらせることができる。
実用例としてはこのような感じだ。
今日はこれを決められて、このまま終わらせられそうだったが、これもまたツイッター格闘術の一つであるサブアカアタックで自分が再度攻撃を仕掛けた。
サブアカだしてくるのは陰湿な暇人なので決して反応せずブロックするのが鉄板だ。
ちなみにブロックは解除してもらえなかった。
この他にもツイッター格闘術には様々な技がある。
ぜひみんなもツイッター上で見つけてみてくれ。
良いツイッターライフを。