(読書感想)世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
個人的に人生で最も大事なものと言えば健康。
例えば、数億円で腕一本や眼球一個が売れるとして、売るかと言われても自分は絶対に売らない。
自分の腕一本や眼球一個が大金以上に重要だから。
そのぐらい自分の体が大事。
そしてその体は日々の食事で作られていて、毎日の食事が少しずつ病気に近づけたり、遠ざけたりしていることは間違いない。
この本では巷にあふれる雑多な根拠不明の健康的な食事についてではなく、論文などで根拠が示されている健康への効果が明らかな食事について解説されている。
この本を読む前から健康の情報は収集していたのでそこまで真新しい情報というのはなかった(歳を取るとなぜか健康情報好きになるよね?)
一方で、自分がなんとなく認知していた健康情報たちの中にはそこまで重要ではない情報や科学的根拠のない情報が多くまぎれていることを再認識された。
これは健康情報だけに限らないが、今後、参考にしたい情報がある場合は一次情報にも当たるようにしたいと思う。
特に健康のような毎日の積み重ねがものを言う事象は、誤った知識を積み重ね続けて多くの時間と労力を無駄にしてしまう危険がある。
そしてこの本で最も重要な話は、結局何を食えばいいのかという話。
この話については一般的な世間の常識と大差ないと思うので言ってしまうが、
①炭水化物は玄米や蕎麦、全粒粉パスタなど糖質の少ないもの。
②タンパク質は魚。肉ならせめて鶏肉にしとけ。
③脂質はナッツ類。
③野菜いっぱい食え。果物もいいぞ。
これらについて徹底するのはかなり難しい。
まあ近年はコンビニでもこういった健康を意識してか、サラダチキンに代表されるように健康意識高めの食事も増えてきているので無理ではないと思うが。
ただ自分の場合は無理だ。
ラーメンうまいし、カップ麺うまいし、町中華好きだし、焼肉好きだし…あげればキリがない。
での何十年の積み重ねで少しでも改善するのは意味があると思うので可能な範囲で意識していきたいと思っている。
しかし、これはやめようと思っているものもある。
仕事帰りのコンビニスイーツだ。
仕事帰りについ意味もなくコンビニに寄って、小腹を満たすのに何となくコンビニスイーツ買って帰って食って寝るというのが習慣化している。
これを果物とナッツ類に置き換えたいと思う。
コンビニスイーツより旬な果物の方がうまいし改善できると思う。